インタビュー

元アクセンチュアが語る、外資系コンサル第二新卒の市場価値

元アクセンチュアが語る、外資系コンサル第二新卒の市場価値 インタビュー
元アクセンチュアが語る、外資系コンサル第二新卒の市場価値

「スキルを身につけて転職するぞ!」と意気揚々新卒入社した外資系コンサル。

実際働きだすと、「自分の転職市場で評価されるスキルって何? 社内の転職の温度感が不安」と第一歩を踏み込めない、第二新卒の社会人も多いと思います。

この記事では、アクセンチュアに新卒入社、3年働いた後スタートアップに転職されたコーキさんにインタビューし、疑問を解決していきます。

コーキさん
2018年立教大学卒業。新卒でアクセンチュア株式会社に入社。システム開発・コンサルティング案件に従事した後、2021年1月、社会人のキャリア教育事業を行うスタートアップである株式会社yousefulに転職。現在は事業マネジャーを務める。

<聞き手:株式会社youseful サスケ>

新卒入社したアクセンチュアで身についたスキル

サスケ
サスケ

コーキさんは、アクセンチュアで何を担当されて、どんなスキルがついたと思いますか?

コーキさん
コーキさん

合計3年間で、始めの1年間はシステム開発の業務をしていました。2年目以降は、ストラテジー&コンサルティングというコンサルティングの案件に関わっていました。
 

その中で身についたと思う力は「ポータブルスキル、IT周りの知識、プロジェクトマネジメント」の3つです。

サスケ
サスケ

ポータブルスキルというと、どんなスキルになるのでしょうか?

コーキさん
コーキさん

いわゆる、「どこの会社でも役に立つ」スキルです。
 

例えば、「エクセル・パワポを使用した資料作成スキル、会議進行などのファシリテーションスキル、ロジカルシンキングなどの整理スキル」などです。

第二新卒は、ポータブルスキルで市場価値を高める

サスケ
サスケ

実際に転職したわけですが、市場価値という点で、特に今役に立っているなって思うスキルは3つの中だとどれなのでしょうか?

コーキさん
コーキさん

ポータブルスキルですね。

 

コンサルは他の業界より3倍早く成長できるって聞きますよね。成長というのがまさにポータブルスキルによるものだと思ってまして、身に付くスピードが他の業界よりも早いのかなと思います。

サスケ
サスケ

確かにコーキさんは「物事を整理してきちんと最後までやり抜く」というスキルが、一般的な他の業界の人よりも優れているなと思います。

 

これだけの力をたったの3年で身につけるって結構ハードだと思いますが、当時は忙しかったですか?

コーキさん
コーキさん

かなり忙しかったです(笑)。

基本ずっと忙しかったのですが、15連勤して週4回はタクシーやホテルからの帰りがあった一年目が一番ハードでしたね。

 

当時は副業として、SNSでの情報発信やブログ運営も行っていたので、毎日3時以降に寝る生活でした。

 

これが、当時のツイッターなんですが、今見てもハードですね(笑)

アクセンチュアは転職に対してオープンな雰囲気

サスケ
サスケ

ハードだったけども、その分市場価値が身についた業務内容だったんですね。

 

転職に対しては会社の中ではどんな雰囲気なのでしょうか?

コーキさん
コーキさん

まず、入社の段階でこの会社で一生を遂げようという人は基本的にいないですね。セカンドキャリアがある前提で入社する人が大半かなと思います。

 

一方で、入社した後は、転職を考える人が抜きん出て多いというわけでもないですね。

給与も周りと比べればよく、昔と比較すると今は会社全体が働きやすくなっているので、転職を考える人も減るのかなと思います。

サスケ
サスケ

コンサルティング業界では、転職を考え始める年齢は何歳くらいに多いと感じますか?

コーキさん
コーキさん

3年目くらいで転職する人は少ないですね。20代後半になると徐々に増えてきて、5,6年目とかになると、さらに転職意向が高くなるかなという印象です。

外資系コンサルからセカンドキャリアでベンチャーへ転職した理由

サスケ
サスケ

ここからはコーキさんが転職に至った理由をお聞きしたいと思います。「そもそもなんで転職したのですか?」

コーキさん
コーキさん

結論から言うと、「新卒で入社する時に、描いていた姿(ゴール)に近づけた」と感じたからです。

 

僕は元々新卒時から事業開発がやりたいと考えていました。しかし、当時はやりたい事業が自分の中でわからなかったので、「①やりたい事業を見つける ②事業を推進するスキルを身につける」の2つを考えて、ファーストキャリアとしてアクセンチュアを選びました。

まさに、その2つが達成されたので転職しました。

サスケ
サスケ

あと、転職は時期で悩む人も多いと思います。

 

コーキさんは24歳で転職しましたよね。3年目という点でも早いし、24歳と聞いても早いなと思ったのですが、今振り返ってその時期は適切だったと思いますか?

コーキさん
コーキさん

僕は適切だったと思います。

 

というのも、現職はアクセンチュアにいた時代からお手伝いのように業務に関わっていたので、すでに転職の一歩目を踏み出していたような状態だったんですね。なので「何年目で転職が適切」という考えではなく、「環境が整えば転職すべき」だと思います。

サスケ
サスケ

そうですよね。一旦業務委託で働いてみて、お互いパフォーマンスをわかった上で転職する形が、転職に不安がある人にはとてもいい方法だと思います。

【元外資系コンサルタント】"転職の思考法" に迫る!
出典:youtube

実際にアクセンチュアからベンチャー企業に転職を成功されたコーキさんに、「コンサルで身についた市場価値の高いスキル」と、「転職した理由」の2点をお聞きすることができました。

後半の記事では、転職した際に「エージェントは何を使ったのか?リファラルなのか?」など「実際にどんな手段を用いたのか?」をグイグイ聞いていきます。

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監修
佐野智弘
1973年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。1997年伊藤忠商事に入社。入社以来22年間、採用・評価・育成等幅広く人事業務に従事。内、約7年間ニューヨークに駐在。2019年9月株式会社ザ ・ビヨンドを設立し、商社で活躍することを目指す大学生の成長支援「THE BEYOND」を設立。

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